【悩み】人と比べることをやめたら人生が楽になった話【どうしても比べてしまう人必見】
生活していると他人と比べてしまうことってありませんか?
- 他人と比べてしまう癖がある。
- 人と比べて、しんどくなってしまうことがある。
- 自分の悪いところばかり見えてしまう。
- 『上には上がいる』と思ってしまい、途中で挫折してしまう。
私も何かあれば、『周りより良い』『周りより悪い』とすぐに周りと比べてしまう癖がありました。
『周りより良い』ことなら、まだ比べても良いと思います。
しかし、『周りより良い』ってことなんて少ししかありません。ほとんどが『周りより悪い』ことです。
自分と他人を比べているときは
とネガティブ思考になり、挫折の道ばかり歩んでいました。
しかし、人と比べなくなった途端、どんなことも周りに流されず、自分のペースでしっかりと継続できるようになったのです。
【悩み】比べることをやめたら人生が楽になった話【どうしても比べてしまう】
比べるとは
まずは『比べる』という言葉の意味について調べてみました。
1 二つ以上のものをつき合わせて差異や優劣などを調べる。比較する。「身長を―・べる」「今年は例年に―・べ雪が少ない」
2 優劣や勝敗を競う。競争する。「力の程を―・べる」「腕前を―・べる」
3 心を通わせ合う。「年ごろよく―・べつる人々なむ、別れがたく思ひて」〈土佐〉
出典:goo辞典
今回使用する『比べる』という言葉は
①つ目の『二つ以上のものをつき合わせて差異や優劣などを調べる。比較する。』
という意味ですね。
私は、物事に優劣をつけてしまうタイプでした。
なぜ人は比べてしまうのか
では、意味がしっかりと分かったところで。
次は『なぜ人は比べてしまうのか?』について私なりの解説したいと思います。
『なぜ人は比べてしまうのか?』
その大きな理由は小さな頃からの教育にあると思います。
なぜなら、小学校からテストや試験があり、生活のなかで順位をつけることが当たり前になっていたからです。
先生や親も順位を気にする。そんな生活を続けていたら自分も順位を気にし始めるに決まっています。
私の時代の成績表は相対評価でした。現代は絶対評価になっているので個人を尊重してくれる評価と言えます。
相対評価と絶対評価が分からない人もいると思うので説明しますね。
- 集団のなかで周りと比較しながら成績などを評価していく手法のこと言います。
- 例:1位に天才がいれば、私が1位になることはない。
- 個人の能力について、あらかじめ定められた評価基準によって評価していく手法のことを言います。
- 例:1位に天才がいても、比較されず私も1位になれる。
この相対評価が『人と比べてしまう』という癖を私たちに植え付けてしまったのでしょう。
個人によって、相対評価以外にも可能性はあると思います。
しかし、自分の周り(先生や家族)に自分と他人を比較されることが1番の原因と考えられると私は思います。
比べても良いことが1つもなかった話
学生時代から相対評価で育ってきた私は、なにかあれば他人と比較してきました。
テストの点や成績表は当たり前。趣味のゲームやスポーツでも順位や優劣を競ってきました。
最初は上手い人と比べることで競争心が沸き上がったり、やる気に満ち溢れます。
しかし、比べ続けると
『やってもやっても追いつけない。』『どんなに頑張っても上達していない。』
こんな錯覚に陥ります。
安心してください。実際は、追いついているし、上達もしています。
個人で見た場合は、ゲームもスポーツも上達しています。
しかし、上手い人と比べた場合は、『どんだけ頑張っても2位。』という順位に焦点が当たってしまうのです。
これまで、何もかも比べてきたことで私は多くのことを挫折してきました。
絵画・将棋・麻雀・プログラミング・野球・バレー・ゴルフ・フットサル等々、ここに書ききれないほどあります。
例えば、趣味でフットサルをやっていたとしても
- 相手チームに上手い人がいる。
- 上手い人と自分を比べてしまう。
- どんなに頑張っても上達している気がせず、絶望する。
- やる気がなくなってやめる。
人と比べていたときは、こんなことが日常茶飯事で起こっていました。
当時は、「なんで僕はこんなにすぐ諦めてしまうのかな?意志が弱いのかな。」と不思議に思っていたこともありました。
他人と比べていても良いことが1つもなかったです。
比べることをどうやってやめたのか
人生のほとんどを他人と比較してきた私が『なぜ他人と比べなくなったのか』について話したいと思います。
昔の私を含め、ほとんどの人が『他人と比べることは良くない』と分かっています。
それなら、なぜ比較してしまうのか?
なぜなら、『比べることが良くない』と頭で分かっていても、実際に比べているときは気づいていないからです。
さらに言えば、癖というものは無意識で行うことを指すからです。
まずは、無意識で比べているということに気づくのが大切です。
私のように日頃から比べてしまっている人は、他人と比べてしまっていることに気づいていません。
自分が比べている瞬間を見つけてください。
そんなことはありません。安心してください。
羨ましいや悔しい、負けたくないなどの感情の変化を意識できれば大丈夫です。
と、気づけるようになるはずです。
次に、比べている自分に気づけたら
- 「人と比べるのはやめよう。」
- 「自分が出来ることを精一杯頑張ろう。」
- 「あの人はすごい人だ。」
と『比べるのをやめること』、『自分は自分だ』、『すごい人への尊敬』を自分の言葉にして心のなかで唱えましょう!
これを続けていれば、他人と比べる回数は徐々に減っていきます。
そして、過去の自分と比べれるようになれば、なお良いと思います。
今では私も過去の自分と競い合っているので、成長や上達を実感できています。
比べることをやめて楽になった【3つのこと】
比べることをやめて楽になったこと【その1】
- 今までは、途中で挫折していたことが継続できるようになった
他人と比べてしまうと、私の場合はどんなことも長続きしませんでした。
ある程度頑張ったところで上手な人と比べてしまい、『いくらやっても私じゃダメなんだ』と絶望感を味わったまま挫折していました。
しかし、比べることをやめると、どんなことでも楽しく取り組むことが出来るようになったのです。
と他人を見るときも尊敬や尊重という気持ちを抱けるようになったのです。
今では、周りから多趣味な人と言われています。
比べることをやめて楽になったこと【その2】
- 見栄を張らなくなった
所有物も他人と比べなくなりました。
私の場合、周りの看護師は良い車に乗っている人が多かったので、私も多少の無理して良い車に乗っていました。
しかし、他人と比べなくなった途端、
『なんで私はこんなに良い車に乗ってんだ?』
『よく考えたらこれも周りと比べて、見栄を張っていただけじゃないか。』
とすぐに車を売って、自分の身の丈にあった車に変えました。
今回は私がこれまでにした買い物のなかで、1番高いものを例に挙げましたが、実際には車以外にも服や時計なども見栄を張ってないものにしました。
今では、無理して高いモノを買わなくて本当に良かったと思っています。
私の場合は、お金の面でも人生が楽になりました。
比べることをやめて楽になったこと【その3】
- 自分のことが好きになった
他人と比べる回数が減り、自分と向き合う時間が増えました。
自分が頑張っていることや上達していること、成長していることに目が向けれるようになり、自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高まると、自分のことが好きになります。
自分のことを少しでも好きになれば、人生が楽しくなります。
私は、人生が本当に楽になりました。
まとめ
- 『他人と比べてしまう習慣』は小さい頃の教育(相対評価)なども影響している。
- 他人と比べても良いことが1つもない。私は挫折してばかりだった。
比べることをやめるには
①無意識で比べてしまっていることに気づくこと
②気づくためには感情の変化を意識すること
『比べるのをやめろ!』
『自分は自分だ!』
『なんてすごい人だ!』
- 挫折していたことが継続できるようになった
- 見栄を張らなくなった
- 自分のことが好きになった
今回は【人と比べることをやめたら人生が楽になった私の話】をしました。
良いことであっても、悪いことであっても、他人とは比べない方が人生は楽に過ごせますね。
私の経験がほんの少しでもお役に立てば、幸いです。