考えても答えが出ないときにやってほしい【2つのこと】
今回はいくら悩んでも答えが出ないときの解決策について話していこうと思います。
- どんなに考えても答えが出なくて悩んでいる。
- 日頃から完璧を求めがち。
- 白黒はっきりつけたがる。
【悩み】考えても答えが出ないときにやる【2つのこと】
- 完璧を求めないこと
- 最初から答えがないと気付くこと
この2つになります。
考えても答えが出ないときにやること【①今すぐ完璧をやめなさい】
『完璧を求めないこと』
完璧主義を貫いて良いことは1つもありません。
本当にしんどいばかりです。
なぜなら、最近まで私自身が完璧主義者だったからです。
しかし、私の場合は学生時代から勉強ができる人と周りから思われていたこともあり、どこかで完璧を求めていました。失敗を恐れていたのかもしれません。
学生時代のグループワークで自分の考えよりも良い考えを誰かに言われると嫉妬のような感情が沸いてきていたことを覚えています。
また、グループワークで誰かが良い意見を言ってくれたにもかかわらず、素直に喜べない自分がいました。
今考えると、とても恥ずかしいことですね。
しかし、周りから『あの人は勉強ができる』と思われている人はこういった経験がかもしれません。
正直、完璧を求めることは本当にしんどかったです。
今思えば、自分で自分を追い込んでいたように思います。
完璧主義でいたって何の得にもならないことに早く気が付いていれば、学生生活をもっと楽しく自由に過ごすことが出来たと思います。
完璧主義をやめて良かった 3つのこと
自分と他人を比較しなくなった
自分の持っていないものを他人が持っていたとき、完璧を求めるとなんで自分にはそれがないのだと嫉妬や羨ましいという気持ちが現れてしまい、人と自分を比較してしまいます。
完璧をやめることで、自分と他人を比較しないようになりました。
それからは自分のできることを精一杯しようと考えられるようになりました。
他人の考えを素晴らしい考えだと素直に聴けるようになった
これまでは、グループワークなどで他人の良い意見や考えを聴くと嫉妬心がありました。
しかし、完璧をやめてからは「へー、こんな考え方もあるんだ。自分の考え方にはなかったな。良いこと聴けてよかった。」と素直に相手の話を聴けるようになり、相手の意見をしっかりと尊重できるようになりました。
「失敗してもいいじゃないか」と思えるようになった
これまでの私はグループワークや発表で良いことを言わないといけない。
『変なことを発言したら馬鹿にされる。』と失敗を恐れていました。
しかし、私は完璧じゃないと思えるようになってからは周りにどんな風に思われようが馬鹿にされようが自分には関係ないと思えるようになりました。
なぜなら、誰がなにを発言しようと人の意見や考えには正解や不正解はないのだと気付いたからです。
私の発言を周りの人がどう思っているかなんてどうでもよくなったのです。
むしろ、自分のなかに伝えたいことがあるのにその伝えたいことを言わないほうがみんなにとっても自分にとっても損だと考えられるようになりました。
これまで、私は自分の意見を伝えないことがたくさんありました。
と、どこかで完璧ばかりを求めていました。
だからこそ、自分の持っていない相手の良いところに気付くことができます。
すべては患者さんのためになることです。
きっとそのカンファレンスに参加している人のなかで患者さんが悪くなってほしいと思っている人なんかいないはずです。
ゴールはみんな一緒なのです。
学校のグループワークや病院のカンファレンスもゴールは同じ。
だから、完璧にとらわれることなく失敗を恐れないでほしい。
考えても答えが出ないときにやること【②初めから答えなんかなかった】
『最初から答えがないと気付くこと』
世の中には答えがあるものと答えのないものがあります。
例えるなら
つまり、答えのないもの=正解のないものとなります。
一応、看護師なので看護について話しますね。
例えであげましたが、
ある患者さんが「足が痒い。」と訴えている。
患者さんの足の痒みをとる方法はいくつもあります。
- 足を掻く。
- 足浴する。
- 軟膏を塗る。
上記はどれも間違っていないし、正解です。
正解がないということは、裏を返せば、どれも正解ということです。
まとめ
考えても答えが出ないときにやってほしいこと【2つ】とは
- 『完璧を求めないこと』
- 『最初から答えがないと気付くこと』
- 自分と他人を比較しなくなる。
- 相手の意見を尊重できるようになる。
- 世の中には正解がないものがあると気付ける。
- 答えがないということは、『どれも正解で。不正解はないということ。』
- 自分が思い付いたことはどんどん伝えたほうがいいと思える。
全く違うように見えて、ゴールは一緒だったり。
生き方や環境が違えば、同じ言葉でも見え方が違ったり。
この考え方は、看護やグループワークなどにも活用できると思うので、どんどん発言していきましょう。
私の経験がほんの少しでもお役に立てば、幸いです。