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きっとあなたはボクの語彙力の無さに愕然とすることでしょう。
【言葉集め】ではボクの読んだ本のなかから知らない言葉を抽出して意味を調べます。
「30代でこんなに言葉を知らない人がいるんだ」ってバカにされてもかまいません。
あなたが本を好きになり読書が続く活力になれば、それで。
本のレビューはこちらから、興味がある方は是非。
【言葉集め】お探し物は図書館まで
題名:お探し物は図書館まで
著者:青山 美智子
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あなたは知ってる?【本に出てくるボクの知らない言葉たち】
1章 朋香
ステレオタイプ
多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定概念、レッテル、偏見、差別などの類型化された概念である
不毛(ふもう)
実りが望めないこと
つっけんどん
態度や言葉がとげとげしていて不親切なさま
けたたましい
ビックリするような、鋭い高い音がする
億劫(おっくう)
気が進まず、面倒くさい気持ちであること
物腰柔らか(ものごしやわらか)
人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかである
苦笑(くしょう)
心では苦々しく、または具合が悪いことに思いながら(おこりもできず)それを紛らわすために笑い顔をすること
催し(もよおし)
人を集めて興行、会合などをすること
俯く(うつむく)
首を少し曲げて頭をたれる。顔を伏せる。
抑揚(よくよう)
文章・音声などで、調子を上げ下げすること
一心不乱(いっしんふらん)
ひとつのことに集中して、他のことのために心の乱れることがないこと
清らか(きよらか)
けがれがなく美しい様子
醜さ(みにくさ)
顔や姿かたちがよくない
邪険(じゃけん)
意地悪く無慈悲で荒々しいこと
虚勢(きょうせい)
うわべばかりの勢い
罵倒(ばとう)
ひどくののしること
綿密な(めんみつな)
やり方が細かくて落ちのないこと
矢継ぎ早(やつぎばや)
短い間隔で次々とすばやく行為・動作を続ける様子
口ごもる
言葉や声が口のなかにこもってはっきりしない
自尊心(じそんしん)
自分を尊(たっと)び、他からの干渉を受けないで、品位を保とうとする心理や態度
歓喜(かんき)
非常によろこぶこと
2章 諒
重厚(じゅうこう)
重々しく、落ち着いているさま
逡巡(しゅんじゅん)
決心がつかず、ためらうこと
煩雑(はんざつ)
面倒なまでにこみいっていること
無粋(ぶすい)
粋(いき)でないこと、野暮なこと
尊厳(そんげん)
尊く、おごそかで、犯してはならないこと
恒常的(こうじょうてき)
変化がなく一定の状態が続くこと
煩わしい(わずらわしい)
面倒で気が重い、入り組んで煩雑
雑多(ざった)
いろいろなものが、ごたごたとたくさんあること
卑屈(ひくつ)
自分をいやしめて服従・妥協しようとする、いくじのない態度
いつくしみ
かわいがり大切にする、いとおしむ
決まりがわるい
普通の人が守るべき常識から逸脱していると感じる、恥ずかしい
莫大(ばくだい)
数量がきわめて大きいこと
あんぐり
口を大きく開けるさま
浮世離れ(うきよばなれ)
世間の常識からかけ離れた言動や事柄のことで、マイペース
堅実(けんじつ)
てがたく、確実なこと
皮肉(ひにく)
弱点をつくなど骨身にこたえることをそれとなしに言う、意地悪な言葉
毒づく
ひどくののしる、ひどく悪く言う
憎悪(ぞうお)
憎み嫌うこと
潔白(けっぱく)
けがれてないこと
逸る(はやる)
したい気持ちで勇(いさ)む
清楚(せいそ)
(飾り気もなく)すっきりと清らかなさま
安直(あんちょく)
気楽におこなえる、またはおこなうさま
充足(じゅうそく)
欠けたものを満たすこと
羨望(せんぼう)
うらやましく思うこと
羨む(うらやむ)
他人の身の上や持ち物が自分より恵まれているように見えて、自分のそうなりたいと思う
悠久(ゆうきゅう)
久しい過去に始まって、変わらず続くこと
介在(かいざい)
両者のあいだに他の事物がはさまってあること
たどたどしい
たどりたどり進むようで危なげだ、おぼつかない
左遷(させん)
それまでの地位から低い地位におとすこと
子煩悩(こぼんのう)
自分の子どもを普通以上に大層かわいがること
3章 夏美
まくしたてる
威勢よく続けざまにしゃべる
口早(くちばや)
物の言いかたが早いこと
微塵も(みじんも)
ちっとも、少しも
一蹴(いっしゅう)
問題にもせずにはねのけること
繁雑(はんざつ)
面倒なまでにこみあっていること
堂々巡り(どうどうめぐり)
同じところをぐるぐると回ること
平淡(へいたん)
趣があること
とりつくろうところがなく、あっさりとして唸る(うなる)
力を入れて、長く引っ張った低い声を出す
淡々と(たんたんと)
あっさりとしていることや落ち着いていること
むっつりと
口数が少ない様子。口数が少なくて、あいきょうが乏しい様子
気兼ね(きがね)
他人の思わくを考えて気を遣うこと
憚られる(はばかられる)
遠慮や慎んでいる様子
懇意(こんい)
親しく交際して、仲の良い間柄であること
愛想笑い(あいそうわらい)
相手の機嫌を取ろうとしてする作り笑い。
仁王立ち(におうだち)
威風堂々として貫禄ある様子、どっしり立つさま。
立ち姿がおどおど
恐れたり、自信がなかったりして、心が落ち着かなかったり、それが態度にでるようなさま。
ひきつけ
発作的な全身性の痙攣
顔をしかめる
心配・不安・不快な感情を表情にあらわすこと
とめどなく
終わるところがない、際限ない。
堰をきる(せきをきる)
堰を破って流れ出る。
川の水が反芻(はんすう)
一度飲み込んだ食物を再び口中にもどし、よくかんでからまた飲みこむこと。
壮絶(そうぜつ)
他に似たものがないほど勇ましく激しいこと。
唖然(あぜん)
思いがけないことにあって言葉も出ないさま。
安堵(あんど)
物事が上手くいって安心すること。
瀟洒(しょうしゃ)
あかぬけていること。
すっきりとしゃれている様子。俗っぽさがなく、4章 浩弥
5章 正雄
まとめ
あなたはボクより言葉を知っていたことでしょう。
ボクが本を読む場合は、言葉を調べるのに時間が掛かってしまうのでスムーズとはいきません。しかし、ここにある言葉を知っているあなたなら、今回の『お探し物は図書館まで』はすんなり読むことができるでしょう。
「読書を習慣にしたい、本を好きになりたい」けど、なかなか上手くいかない人が、実際に本を手に取り、本を開く機会がほんの少しでも増えるといいなって思います。
1日1回、本に触りましょう。
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