いよいよ看護師国家試験が直前に迫り、
など、受験生のみなさんは考えていませんか?
緊張を味方につけて、本番に備えましょう!
- 緊張を和らげる方法を知りたい。
- 緊張しすぎて本番に弱い。
- 試験当日はどう過ごしたらいいの?
【看護師国家試験】緊張で悩んでいる人【必見】
今回は看護師国家試験直前ということで
受験生なら誰もが経験する『緊張』に焦点を当てて話していきたいと思います。
緊張とは
緊張とは、体や心が張り詰めた状態にあること。
つまり、緊張には身体的緊張と心理的緊張があるということになります。
身体的緊張とは
同じ姿勢で長時間の作業を続けていると筋肉が硬直し、体内には乳酸が溜まっていきます。
乳酸が溜まると筋肉が硬くなり、その結果血行が悪くなります。
この状態を身体的緊張と言います。
心理的緊張とは
大勢の前での発表や試験などの大事な場面では、「上手く出来るだろうか」「失敗しないだろうか」と心理的に張り詰めた状態となります。
心理的に張り詰めた状態になると心臓がドキドキしたり、周りの音が聞こえないという状態になります。
この状態を心理的緊張と言います。
緊張を正しく理解しよう
なぜなら、人間は適度に緊張している方がパフォーマンスが向上するからです。
アメリカの心理学者ロバート・ヤーキーズ博士とJ.D.ドットソン博士は、1908年に「緊張しないよりも、適度に緊張状態にある方が高いパフォーマンスを発揮できる」という法則を明らかにしました。
ヤーキース・ドットソンの法則と呼ばれ、信憑性の高い法則として知られています。
- 緊張がどうやって起きているのか分かる。
- 緊張を和らげるために、どうアプローチすれば良いのか分かる。
過度に緊張したときのコツ
緊張したときは『副交感神経を優位すれば良い。』とわかりました。
ここでは、身体的に緊張したときと心理的に緊張したときのコツを話します。
身体的に緊張したときのコツ
身体的に緊張してときのコツを【2つ】紹介します。
・『1対2呼吸法』
1つ目は、『1対2呼吸法』です。
やり方はとても簡単です。
- 『3~4秒間、鼻から息を吸います。』
- 『6~8秒かけて口から息を吐き出します。』
つまり、息を吸う時間に対して、息を吐く時間を2倍にするだけです。
なぜなら、息を吸うときは交感神経が優位で、息を吐くときは副交感神経が優位だからです。
そのため、副交感神経が優位になるよう、2倍の時間をかけて口からゆっくりと息を吐きます。
ぜひ、やってみてください。
・『筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)』
2つ目は、『筋弛緩法』です。
こちらのやり方はとても簡単です。
- 『10秒間、意識的に筋肉に力を入れます。』
- 『15~20秒間、筋肉をゆるめます。』
特に重要なことは、脱力したときの感覚をしっかりと体感してください。
人間は、緊張すると無意識のうちに身体に力が入っています。
そのため、身体の緊張をリセットするためにも、しっかりと脱力している状態を体感しましょう。
心理的に緊張してときのコツ
心理的に緊張したときのコツを【2つ】紹介します。
・『これまでやってきたことに自信を持つ』
1つ目は、『これまでやってきたことに自信を持つ』です。
国家試験が近くなると、誰でも、どうしても緊張はします。
しかし、緊張が過度になりすぎないよう、試験までに自分が頑張ってきたことを思い出してください。
きっと、これまで頑張ってきたことを思い出せば、おのずと良い緊張感まで自分を高めることが出来ます。
・『その物事の重要度を低く考える』
2つ目は、『その物事の重要度を低く考える』です。
つまり、看護師国家試験の結果がどうであれ
このように、看護師国家試験が人生そのものではないと、自分のなかで国試に対する重要度を低くして考えましょう。
また、
と逃げ道がある人は、逃げ道を考えることで相対的に国試の重要度を下げることが出来ます。
「逃げ道とかダサい。」と考える人もいると思いますが、気持ちに余裕を持つためにはとても有効な方法になります。
国試当日の過ごし方について
さらに
と思っていたので、参考書は1つも持参していませんでした。
ちなみに、参考書を1つも持参しなかったのは失敗でした(汗)
なぜなら、試験会場では思った以上に時間があるので、「直前に目を通したところが試験に出たらラッキーかもな」って思いましたね。
なので、会場に持参するものはパッと見て覚えれるものがいいと思います。
私はレビューブック信者なので
「レビューブックの1冊でもあれば良かったかな。」と思いました。
試験が始まってしまえば、あっという間に終わります。
こんなことは、かなり思ってましたね。
まとめ
『適度の緊張』はパフォーマンス向上!最強の味方!
緊張には
- 身体的緊張
- 心理的緊張
の2つがある。
緊張は、交感神経が優位になっている状態なので、副交感神経を優位に働かせよう。
過度に緊張したときのコツは
身体的緊張には
- 『1対2呼吸法』
- 『筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)』
心理的緊張には
- 『これまでやってきたことに自信を持つ』
- 『その物事の重要度を低く考える』
試験会場には最低1冊レビューブックを!( ´∀` )笑
ここまで読んだ人は
緊張=『悪いやつ』ではなく、緊張=『結構良いやつ』くらいまでは思えるようになったのではないでしょうか。
そう思えるだけで、緊張を味方につけたようなものです。
大事な場面であればあるほど、緊張はするものです。
そして、ほとんど誰でも緊張します。緊張をしない人は滅多にいません。
この記事を読んだあなたが、看護師国家試験で最高のパフォーマンスが出来ることを祈っています。
緊張する場面で使えるので、どんどん試してみましょう。
ほんの少しでもお役に立てば、幸いです。