働いていれば、誰かに提案する機会が訪れる。そして、自分なりに頑張った結果「君の話は分かりにくい」などと強烈な一撃を与えてくる人間がいる。
今後は「君の話は分かりにくい」と言わせないためにもボクと一緒に学んでいこう。
「君の話は分かりにくい」なんてもう言わせない
今回は【提案話法】について一緒に学んでいこう。
提案話法とは
- 「AからBへ」「AをBにする」
- Aには変化前、Bには変化後の言葉を入れる
まず、提案する前にシンプルで芯を捉えた提案の骨組みを考えましょう。
そこで役立つのが「AからBへ」という提案話法になる。
Aには『現状の常識』を、Bには『起こしたい変化』を記入する。基本的にあらゆる提案はこのカタチで表現できる。また「AからBへ」の提案話法は助詞を「AをBにする」「AではなくBである」などと変更しても構わない。
いくつか例を見てみよう
「子どものたのしみ」から「大人のたのしみ」へ
「白Tを、男の正装に」
「空の旅を、鉄道よりも安く」
まずは何を提案したいのか、その本質を1行で表現できるように考えてみましょう。
距離のある言葉を選んで応用してみよう
では、もっと印象深い1行の提案を考えるためにAとBの言葉の距離を意識してみよう。
AとBの距離が離れれば離れるほど提案は強く感じられる。
「忙しい人を、美しい人へ」
わたしらしくをあたらしく
ココロも満タンに
まとめ
究極にシンプルな1行から始めてみましょう。
相手に伝えよう伝えようと思うあまり、必要ない言葉をつけ足してしまい、結果うまく伝えられず「君の話は分かりにくい」という反応になる。
ボクのように提案するたび「分かりにくい」と言われたり、話の途中で相手の顔にはてなが見えたりする人は【提案話法】で自分の頭を一旦整理してみてはいかかでしょうか。
明日からボクも職場で提案話法を活用していきます。どんどん使って自分の武器にしていきましょう。